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お前の戈を持たせるな 

大晦日は紅白歌合戦を観て過ごしました。
しばらくテレビを見ない生活を続けていましたので、
初めて耳にする曲が多くありました。

その中で、TOKIOの「宙船」はいい歌だなぁと感じました。特に歌詞が気に入りました。
誰が作ったのかと思ったら、中島みゆきさんだったのですね。
なるほどなぁ、となんだか納得しました。

サビの部分を引用します。
その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールを任せるな
(作詞・作曲:中島みゆき)



この歌詞にぴったり合う人物がいますよね。



蜀の地を治めていた劉璋である。

劉璋は漢中の張魯と敵対関係にあり、脅威を感じていた。
そこで曹操が関中を平定したと聞くと、使者を派遣して誼を結ぼうとした。

ところが、臣下の張松や法正らは劉備と結託するべきだと主張する。
しかも、劉備軍を蜀に招いて漢中を攻撃してもらうと言うのだ。
劉備につけこまれるだけだと反対する者も多数いたが、
もともと自身の決断で行動することに自信のない劉璋は
張松らの意見を容れ、劉備を招きよせて大いに歓迎した。

歓待を受けた劉備軍。
張魯討伐に行くと見せかけて、葭萌まで行軍したところで踵を返し、
一気に成都に押し寄せた。
成都には篭城するのに十分な物資と兵力があったが、
当の劉璋は戦意を喪失してしまい、
民の被害を最小限に抑えるために降伏の道を選んだのである。

以後、劉備支配下で一生を過ごすことになった。



劉璋の選択は、群臣の反対を押し切っている点では決断のようですが、
劉備に任せてしまうという、決断の先送りでしかなかったのです。
結果は、劉備が望んだ通り、蜀は彼の領土と化しました。
自分がこなすべき事業を他人に委ねてしまったがゆえの結末です。

ただ、本人がそれでよいと自覚していれば、
他人に委ねて生きていくのも一つの生き方であると思います。
その場合、任せてしまった以上は、いかなる結果も甘受することになります。

少々世知辛いですね。
ただ、渡る世間に鬼はなしというように、
自分が消えて喜ぶ人はそうざらにはいないと思います。
それでも自分のことは自分で決める、という覚悟は必要だということです。
あなたの望む結果をもたらしてくれるのは、あなた自身なのですから。

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コメント

決断

三國志の中で些細な
決断が、大きく歴史に
響くってエピソード多いですよね。
劉璋も人任せだったけど
それ以上に、漢王朝末期って
舵を取られすぎ・・・

決断といえば

袁紹や劉表なんかもとても教訓に満ちていますね。
実はこのテーマ、自分に言い聞かせる意味もあったりします。

漢王朝は黄巾の乱の時点でもう処理能力を失ってましたよね。
ちょうど時期でいくと、
何進も董卓を招くという、劉璋と似たような過ちを犯していましたね。

民のため・・・

民のためというのをどう評価するかですよね。
本心から民のことを思って降伏を択んだのならまだ評価できるのですが・・・。
焦土作戦をとれば劉璋は勝てたとも思うんですけどね。

人に頼るという時点で負けは決定しているんでしょうね。
実生活においても重要なことを他人に任せると碌な結果になりませんしね。

そう、そこにも劉璋の流されている態度が見て取れるんですよね。
民のためというのは単なる言い訳というか、自分への慰めのような気もしますね。
ただ、総力戦を演じてしまうと勝てたとしても、結局は曹操に漁夫の利を取られてしまうようにも思います。

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