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結婚相手に求める条件 

先週のR25に掲載されていた面白い記事より。
「恋人/結婚相手に求める条件とは?」というアンケートで、
女性は恋人にはルックスを求めても、
結婚相手にはルックスよりも経済力を強く求めるのだそうです。
いかにも現実的な見解ですね。

一方、男性は結婚相手にもルックスを条件にする人が比較的多いようです。
「見た目か中身か」の議論には踏み込みませんが、
そりゃあ不美人より美人の方がいいに決まっているわけで・・・

古代では人生の伴侶に何を求めたのでしょうか。
儒教的に言えば良妻賢母な女性が理想なわけですが、
そんな建前なんか何のその、という人がおりました。



荀の子に荀粲という人物がいる。

女性というものは、才智ではなく容姿で選ぶべきだ
というのが彼の持論であった。
そんな彼が妻に選んだのは、美人であった曹洪の娘である。
荀粲は美しい衣服を与えるなどして、彼女を深く愛した。

ただひたすらに妻を愛していた荀粲にとって、
早すぎる妻の病死はこの上ない大きな悲しみとなった。
悲嘆にくれる荀粲に、弔問に訪れた友人の傅嘏が言った。
「あなたは結婚に、才より容色を求めました。
容姿の優れた人にめぐり逢うのは容易なのに、なぜそんなに悲しむのですか。」
荀粲は答えた。
「佳人は二度とは得がたいものです。
思えば亡き妻は傾国と呼べるほどではありませんでしたが、
それでも容易にめぐり逢えるなどとはとても言えません。」

その悲痛はとどまるところを知らず、
一年余りして彼は妻の後を追うようにして亡くなった。
享年二十九。



思うに、荀粲は妻を一人の女性として愛しぬいたのです。
妻や母としての役割を期待していたわけではなく、
ましてや子供を産む機械としてではなく・・・

だからこそ「同じくらいの美人なら他にもいる」
という言葉は何の慰めにならないのです。
彼は美人であったその妻を「愛していた」のであって、
美人であれば他の女性でも良いというわけではないのです。

もし妻に求める条件としてルックスを挙げたとき、
対外的な見栄がその理由であるならば、他の女性でも全く構わないわけです。
同程度に美人であるならば。
条件が才智や性格であっても同じことです。
自分が望むような思考や行動をしてくれることが大事である限り、
それが誰であっても構わないということになります。

世間でよく言われる「相手に求める条件」とは、
自分がどれだけメリットを感じるかであるとか、
良好な関係を維持できるかといった観点から語られているように思われます。
しかし畢竟大切なのは、愛することができるか、
ということに尽きる気がするのです。

異性関係に限ったことではありませんが、
人を機能や役割としてではなく捉えたいと思うのです。
ですから、大事なのは「顔か性格か」「顔か金か」の議論ではなくて、
「愛せるか、愛せないか」の議論ではないでしょうか。
その愛する条件が、荀粲にとっては容色だったわけです。



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コメント

「愛せるか、愛せないか」
その愛する条件が、荀粲にとっては容色だったわけです。

みんなそこを忘れてる気がします

  • [2009/02/24 17:15]
  • URL |
  • VIPPERな名無しさん
  • [ 編集 ]
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Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。
「聡明で慎み深いか」とかいう儒教的な理想だって、愛する条件を決めていることに変わりないですね。そして、こちらの方が観念的だから、より嘘くさい気はします。

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